2022/09/20 12:07
楽しい時間は早く過ぎ、退屈な時間はゆっくり流れる。時間とはとても不思議なものですね。
昔から多くの哲学者や科学者が時間の謎に取り組んできましたが、未だに解明されていないようです。
最新の物理学(量子力学)の理論では、時間という物理量は存在せず、単に人間の思い込み・錯覚のようなものらしいです。
とても理解できませんが、日常感覚では時間に振り回されていることは理解できます。
最近は、スマホがあれば時間を知ることができるので、腕時計をする人が減りました。
時間に縛られずに生きることはできませんが、日常でも茶道や能楽の時間感覚、
~全てのものごとが一度キリなので、今の瞬間を大事にする~
を味わえたら、いいだろうなと思っています。
”時間を知るための道具”以上の、時計の”文化的な価値”を再定義するために、砂時計のように刻々と変化する新しいアナログ式表示方法を発明しました。
遮蔽補間効果という錯視を用いて、そこに印刷されていない図柄(数字)があたかもあるように表示します。アナログ時計の機構だけを用いて数字が現れ消えるので、アナログでもありデジタルでもある新しい時計になります。
出願していた特許は先日特許登録になりました。
製品化に向けて、下のサンプルイメージとは全く異なる斬新な最終デザインでの試作と意匠の出願を準備中。